百式

まだだ!まだおわらんよ!

形式番号:MSN-00100
■■高:19.2m
本体重量:31.5t
全装重量:54.5t
ジェネレーター出力:1850kw
装甲材質:ガンダリウム合金

「百式」は、エゥーゴとアナハイム・エレクトロニクスが秘密裡に推進する”Zプロジェクト”によって開発された試作MSである。Zプロジェクトはエゥーゴの戦略に応じた”無重力空間から重力下まで投入可能な汎用性の高い(可変)MSを開発する”というものだったが、百式は変形機構に欠陥が発見されたため、可変MSとしての開発は中断された。しかし、機体自体のポテンシャルが高かったため、急遽、非変形型の機体として仕様変更され、当時の標準的な量産型MSとは一線を画す高性能機となっている。脚部の独立式デユアルフロートアーマーや背部のフレキシブル・バインダー等は、その名残であると言われている。後に、この機体の基本設計を踏襲したバリエーション機等も開発され、ガンダム系の機体系譜にその名をとどめている。
 エゥーゴにおいては、百式は高速戦闘用MSとして位置づけされている。開発母体となったのは、リック・ディアス以降の開発計画における近接、格闘戦闘用MSの基礎フレームで、それにRX−178の奪取によって入手したムーバブル・フレームのコンセプトを導入するという手法が採用された。また、可変機構の放棄が決定した段階で、研究中の各種装備の運用試験にも用いられることが決定したため、そのアビオニクスは複雑化しており、基本的にはワンオフの機体となっている。特に背部のフレキシブル・バインダーは、空力的にも優秀であったため、重力下における空中戦等においても有効に機能したと言われている。

■ビームライフル

 百式の専用武装。ただし、ベースとなっていた武装は、一年戦争当時、一部の部隊に配備された装備。そのアビオニクスを流用し、出力強化などが施されたもので、開発当初の数倍の性能を持つ。

■クレイ・バズーカ

 本来クレイ・バズーカとは、敵機の撃破よりも内部破壊による稼動不良機、すなわち”足手まとい”とする粘着榴弾などを射出する武装である。エゥーゴ初期の戦術ではその種の弾頭が多用されていたため、この武装もそう呼ばれているが、実際には他の弾頭も運用可能である。ちなみにマガジンはダブルカーラムで、装弾数は見た目より多く7(+1)発である。
 百式のヘッドユニットは、Zプロジェクト進行中に開発されたため、Zガンダムの設計に多大な影響を与えている。Zガンダム自体、プロトタイプには複数のヘッドモジュールの素案があったのだが、いわゆる”Z系”の意匠は事実上百式を原型にしているといえる。
 百式のヘッドモジュールは、ガンダム系のシルエットを持ちながら、走査端末などは独自のデバイスが装備されている。特に”目”に相当するメインモニターにはイデシステム「IDE=Image Directive Encode System=画像管理型符号化装置」が装備されており、精密照準時などにある種の走査パターンが現れるなど、外観上も独特の挙動を見せていた。他にも、バルカン砲や各種センサー配置も高密度で可能であったため、基本的なシルエットはZ系の機体でも踏襲されている。ただし、各デバイスはかなりのコスト増を招いたようだ。
■ビーム・サーベル

 リック・ディアスなどに採用されたものの同等品。ただし、塗装剤は本体と同じエマルジョンのものが使用されている。
MG百式を作成

 塗る面積が小さいから楽かとお思いきや、塗らなくてすむ=リカバリができない。という図式が成りたち、トップコートやマーキングの失敗をカバーできない・・・。初めてのキットでまったく失敗なしに組むなんて不可能です(涙)。結果2個1のキットとなりました。高いキットなのに・・・おぅいぇい(涙)
 また、古いキットなので、腕とバインダーにパーツの合わせ目が残り、これをハセガワ、ゴールドフィニッシュシートで補修。また腕のパイプ部や膝関節のパーツ分化も完璧でないので、塗装処理+合わせ目処理で意外と手間がかかる。グフの方が楽に感じました。金色に魅了されて手を出したのが運の尽き。(T_T)
 下地はサーフェーサー1200番、赤部分は塗装→クリア仕上げ。ブルーとブラック部は塗装→つや消し仕上げ。
 あと、ゴールド表面は指紋が残りますね。これも残念な点の一つ。ゴールド仕上げの無いヴァリュートキットかHDカラーのほうがよさげかも?

 



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