アストレイ レッドフレーム

 

MBF-P02
ガンダムアストレイ レッドフレーム

 オーブ連合首長国が自国防衛用に作り上げたMBF(メインバトルフィギア)「アストレイ」シリーズのプロトタイプ。

 その開発にあたったオーブの半国営企業モルゲンレーテ社は同時期に地球連合から発注されていた、GAT-Xシリーズの多くのデータを盗用したと思われる。だが、ブラックボックス化されていたPS(ぷれいすてーしょん)装甲はコピーが出来ず、故に設計コンセプトとして「機体を軽量化し運動性を重視する」という案が採用された。
 P01〜P03まで製造されていた機体は、ザフト軍によるヘリオポリス襲撃の際、極秘開発の露見を恐れた関係者により施設ごと廃棄されたはずであった。が、直後、火事場泥棒的に現場に突き入ったジャンク屋ロウ・ギュール等に偶然発見され、レッドフレームは彼の愛機に、そしてブルーフレームはひょんな事から因縁の出来た傭兵、ムラクモ・ガイに渡された。

SPEC
形式番号:MBF-P02
全  高:17.53m
重  量:49.8t
武  装:イーゲルシュテルン
     (頭部75mm対空自動バルカン)
     ビームライフル
     ビームサーベル
     ガーベラストレート

ビームライフル

 GAT-Xシリーズにおいて初めて完成をみた小型高出力のビーム兵器をアストレイのそれに転用した。拳にあるコネクターを通し機体本体から電源を供給している為、ある程度の連射が可能である。また、そのコネクターでビームエネルギーを放電させる事により短期間ながらエネルギー塊を形成、接近戦における秘密技とすることも出来る。

シールド

 GAT-X102・105の標準装備である耐ビームコーティング仕様のシールド。消耗品として多数製造されたものを利用している。後にモルゲンレーテはこれを改良し更に大量生産、量産型「M1アストレイ」にも装備した。

ビームサーベル

 ビームライフルと同じくGAT-Xシリーズ用に開発された高出力ジェネレーターとミラージュコロイド用の磁場形成機構を応用している。これをみるとアストレイは当時の最新MS技術をふんだんに使用して作られていることが判る。ただしレッドフレームはロウの性格ゆえか使用時間に制限があるため、サーベルよりもっぱらガーベラストレートが愛用されている

イーゲルシュテルン

 頭部左右に装備された対空自動制御機関砲。モルゲンレーテ社の主力商品を改良し、GAT-Xシリーズやその運用母艦となる予定であったアークエンジェル級特装艦にも装備された。アストレイの頭部はセンサー類や機関砲自体の換装が容易な構造になっている。

ガーベラストレート

 廃棄されたコロニー「グレイブヤード」で打たれたサムライブレード。戦闘で朽ちかけていた物をロウが復元した。実刃の刃ではあるが「技」しだいで特火重粒子砲のビームごとジンを一刀の元に両断する切れ味をみせる。

バックパック
 背面のバックパックは下方にスライドし、その下のジョイントに様々なオプションを装備する事が出来る。アストレイは戦局に応じ、機体各部に装備を追加、あるいは換装することを想定し設計されている。その汎用性は広く、傭兵仕様となったブルーフレームの特注兵器や、ジャンク屋がスクラップからでっち上げた奇想兵器まで幅広く運用する事が出来る。
 SEEDは嫌いなんですが、アストレイだけはデザインが気に入ったので作ってみる事にしました。MSに日本刀って、かっちょえーですよね。しかし・・・正直結構きつかったです。

 最初、1/144を買ったのですが、HGというにはかなりお粗末な出来でした。HGUCと同列のシリーズのはずなのに、分化ができてなく合わせ目が結構目立つ位置にきまくり。元のモデルが小さいせいか模型が小さく細かい作業が多い。一昔前のHGか、FGって感じ?
 1/144をきれいに仕上げる自信がなかったので、急きょ1/100を買いなおしましたのですが、これがまた間違いと言うかドツボでした。SEEDの1/100シリーズはMGではなく、いわゆる1/144モデルのスケール違いキットとなのです。思った以上に作業量が多い・・・(TQT)

 1/144よりはパーツの分化が出来ているのですが、二重間接の処理とかがMGシリーズのように分化されているわけでなく、作業工程が多いです。加えて、割と目立つ位置にパーツの分かれ目が来るので、合わせ目処理が大変でした。パーティングラインも多く、キット自体の精度がやや良くない印象を受けました。思った以上に製作に時間が掛かってしまってます。シードシリーズはモウカワナイゾ。
 サ−フェイサー1000番下地、パーティングライン処理。ファントムグレーのところはツヤ消し処理していますが、白と赤の部分はクリアーで処理。赤を通常の赤ではなくメタルレッドにしているので、派手派手な仕上がりです。
 

 



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