●ドライセン●
ドライセン 型式番号 AMX-009
|
|
本機の特筆U.C.0088に勃発した「第一次ネオ・ジオン戦争」におけるネオ・ジオン軍では、人材、資材両面の不足によりモビルスーツ単機種での性能面に比重が置かれていた。両軍の汎用量産機は旧ジオン公国で運用実績を残したMS-09(ドム)の後継機案が採用されていたが、めまぐるしく変化する戦況の中で設計変更されることとなり、当初の専用携行火器を基点とした装備案に代わる、極めて個性的な近接兵器を与えられて実戦に投入されることとなった。もはや本来の運用意図から大きく外れながらも、一定の戦果を残した重モビルスーツ、それがAMX-009(ドライセン)である。その翌年、ネオ・ジオンの敗北により戦争は終結したが、その後もジオンの魂は色相を変えつつ宇宙世紀史にその名を刻み続けていた。−U.C.0096。本来資源衛星であった<パラオ>は、「シャアの再来」と噂されたフル・フロンタルを首魁とする新たなネオ・ジオン残党軍の拠点として機能していた。そこには様々な過去の残存機体が時代を超越して等しく正式配備されているという不思議な光景が見られ、それらの全てには戦闘兵器らしからぬ「袖」が加えられていた。本機も袖をはじめとするエングレーピングと薄紫を基調とした再塗装が施され、《ドム》の運用思想に基づいた新兵装を設定されながらも、機体自体は規格統合をはじめとした一部小改修のみに終わっている。ガンダリウム合金による堅牢な装甲、過分ともいえる出力と推力を生来持ち合わせていた《ドライセン》は、その後に開発された主力量産機に引けを取らぬ基本性能の高さから、大幅な改修は不必要であると判断されたためであった。時代が要求した「恐竜的」進化の極致にあった旧型の機体は、時代の事情によって化粧を施されながらも、その威容を誇り続けていたのである。 |
|
ビームトマホーク・ビーム・ランサー 三連装ビーム・キャノン |
|
ヒート・サーベル 白兵戦用の実体剣。刀身部分を白熱化させ、敵の装甲を斬撃によって溶断する。ジオン軍がビーム・サーベルを開発する以前に運用されていた旧式の近接兵器。シンプルな構造によるコストパフォーマンスの高さから<パラオ>配備時の準近接装備として設定された。 |
|
ジャイアント・バズ |
|
トライ・ブレード 《ドライセン》の代名詞ともいえる射出式の近接斬撃兵器。収納状態から展開した3枚のブレードによる高速回転で攻撃を行う。その個性的な機構から、フレア弾をはじめとした攻撃用途以外での様々な使用法が編み出されている。 |
|
HGUC ドライセンを製作 ZZで出たときから結構好きな機体だけに、出て即ゲット。 下地サーフェイサー1000番 |
|
ドムの後継機ということで、ドムと並べてみました。 ドム自体も結構大柄なんですけどねぇ・・・ |