ジムV

「ゴールドワン、沈黙」

ジムV

型式番号 RGM-86R
全  高 18.0m
本体重量 38.6t
全備重量 56.2t
ジェネレーター出力 1,560kw
推力 81,200kg
装甲材質 ガンダリウム合金

武装 60mmバルカン
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
シールド
ミサイル・ポッド
ラージミサイル・ポッド

ジムVは地球連邦軍が開発したジムの発展型で、一年戦争後期に生産されたジムと、そのマイナーチェンジともいえるジムUを経て新設計された機体である。いわゆる「第一次ネオ・ジオン戦争」期に量産された連邦唯一の”主力量産機”となる。生産性を維持しつつ、新技術を積極的に取り入れる事で、ある側面ではガンダムMk-Uに勝るとも劣らないパフォーマンスを獲得している。実際にバックパックはMk-Uととほぼ同機能のユニットが採用されており、サーベルユニットも2基装備している。無論、白兵戦など近接戦闘にも高いレベルで対応可能であり、機動性、運動性共に既存の量産機を上回る水準を達成している。携行兵器のビーム・ライフルやシールドなども改良され、威力や耐弾性が向上している。また、オプション兵装のラインナップも充実しており、肩部のミサイル・ポッドや腰部のミサイル・ランチャーなど、中、長距離支援用の機体しても十分な発展性を兼ね備えている。これらの兵装は戦術によって仕様の異なる装備も用意されており、装弾数や射程、センサーや追尾機能など、環境や戦況によってそれぞれ換装が可能である。生産拠点も複数存在していたが、生産数の調整や装備の更新などが頻繁に実施されたため、大々的に量産されることはなかったとされている。それでも、グリプス戦役終結以降の不安定な情勢下にあって、U.C.0090年代まで絶妙な需給バランスを維持していた。新設計ではあるが、各ユニットの規格はジムを基本としていたため、スペックはともかく”寸法”だけは旧型機と同じであるケースもあり、ジェネレーターの乗せ換えやパーツの追加、コクピットの換装なども可能であった。時期によっては緊急避難的にジムUなどからの改装機も存在したとする資料もある。ジムVは、俗にRGM-89 ジェガンが普及するまでのつなぎの機体と評されることも多いが、90年代後半まで第一線で稼動し続けた素性の良さや、近代化改修のノウハウ構築などを鑑みるまでもなく、連邦系量産型MSの集大成とも言える本機の存在がなければ、ジェガンの成功もなかったであろうことは言うまでもない。

シールド

 主に実態弾などに対して有効な防御装備。”ガンダム”用の設計を踏襲した量産品だが、耐ビームコーティング剤の改修や軽量化など、単品としてのスペックはむしろ向上している。

ビームサーベル

斬撃用のエネルギー兵器。プラズマ状のビームを形成して対象を溶断する。形状はバックパック同様ガンダムMk-Uを参照にしているが、ビームの発振ユニットは標準的な量産品を採用している。

バックパック


ガンダムMk-Uのバックパックを量産化したもの。形状は多少異なるが、コストパフォーマンスはむしろ向上している。GディフェンサーなどMk-U用大規模オプションの装備も可能なよう設計されていたが、実装した例はないとされている。

大型ミサイル・ランチャー

2連装の大型ミサイル・ランチャー・ユニット。ネオ・ジオンの重MSに対応した特殊な弾体形状を持ち、ミサイル自体の機動性を向上させた「大型高性能ミサイル」を装備している。左右の腰部への装備がデフォルトだが、対応するジョイントやコネクタを使用すれば別な部位にも装備可能。

 

 

ビームライフル

ジムUが標準装備としていたユニットの更新兵装。生産コストや形状はほぼ同じだが、出力は50%ほど向上している。ただし、使い勝手は改善されておらず、継続戦力に課題を残したままだった。

ミサイル・ポッド

中型ミサイルを各4連で装備するミサイル・ポッド。最初期の標準装備であるために、便宜上「ノーマル・ミサイル・ポッド」と呼ばれる。一基あたり15×2発のマイクロ・ミサイルを装備するユニットは「オプション・ミサイル・ポッド」と呼ばれる。

HGUC ジムVを製作

ZZ時代から好きなMSであったので作っちゃいました。
足の構造が複雑で意外に手間がかかりました。
デザインが凝ってるからですね。

造詣はすばらしー。最近のキットは出来がいいです。

 



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