キュベレイ


HGUC1/144キュベレイ。
(劇場公開記念エキストラフィニッシュバージョン)

SPEC

制式番号:AMX-004
全   高:18.4m

全体重量:35.2t
全装重量:57.2t
ジェネレータ出力:1820kw
装甲材質:ガンダリウム合金
武装:ビームサーベル(ビームガン)、ファンネル

AMX-004 キュベレイ
 一年戦争終結時、少数が投入されていた”エルメス”や”ジオング”などのNT(にぅたいぷ)対応兵器は非常に高い戦績を挙げていた。実際には戦局を覆すほどの影響力はもたなかったものの、単騎としては圧倒的な”強さ”を発揮したのである。
 キュベレイは、その更なる高みを目指して開発されたMSで、一年戦争当時の機体と比較するまでもなく超高性能の機体となっている。当初よりアクシズのフラッグシップMSとして構想され、公国系技術の粋を凝らして作られた芸術品といっても過言ではない。ただし、この機体を乗りこなすためには高いNT能力が必要であり、実質的にハマーン・カーン専用機となっている。

 キュベレイは”エルメスのMS化”をコンセプトとする機体である。主機エルメスと攻撃端末ビットのコンビネーションを継承したキュベレイは、エルメスの発展型であることを意味するエルメス2(L−MES 2)というコードネームで開発され、小型化されたエネルギー充填型のビットは、形状がジョウゴに似ていることからファンネル(FUNNEL)と呼ばれるようになった。キュベレイは、機体制御そのものにもサイコミュが援用されていると言われており、グリプス戦役時最高水準のNT専用兵器であると同時に、圧倒的な機動性と運動性および高レスポンスを実現した高性能MSでもあった。

ハマーン・カーン
 アクシズの若き指導者。初期のアクシズの指導者、旧ジオン公国の高官マハラジャ・カーンの娘で、ミネバ・ザビの摂政としてジオン残党のアクシズをその才覚で統率する。最強のNTの一人であり、優れたMSのパイロットでもある。自らガザCやキュベレイに乗り込んで最前線に赴くのみならず、MS部隊の指揮を執ることもある。
 地球圏に帰還した直後はシャアを取り込むことに強くこだわっていた。

 

HGUC1/144キュベレイ エキストラフィニッシュバージョンを作成しました。
 Z映画化記念のキットで、従来のキットに特殊コーティングを施したものです。

 916を作った反動で、楽に完成させられるキットが作りたくなり、塗装済みのキットに手を出す事となりました。今回は、”いかに手をかけないで完成させるか”という点を目標に製作しました。

 エキストラフィニッシュといっても、既存のキットに特殊塗装を重ねただけの処理のため、パーツを切り出すだけで特殊塗装がはがれてしまい、せっかくのきれいな処理が台無しになってしまいます(こういうキットはアンダーゲートの処理をして欲しい)。切り出し痕は、遠めに見ても明らかに残ります。そのため、切り出したあとの表面をフィニッシングペーパー1000番で処理を行い、自家調合の塗料で補修を行いました。ただ、そのままだとパーツ全面を塗装できるわけでなく補修痕が目立ってしまう為、クリアのトップコートを施す事にしました。補修痕を目立たなく出来るだけでなく、エキストラフィニッシュの美しい塗装を引き立てる事が出来ました。
 太もも、上腕部、上半身のパーツ合せ目は致命的に目立った為、全面的に繋目処理を施しました。かかとの部分は繋目に沿ってモールドがあり、比較的目立たなかったため処理しませんでした(ピンクのキラキラ塗装を処理してつぶす事がもったいと思った事もあります)。
 パイプや間接などの黒鉄色のパーツは、明るいパーツを引き立たせるためつや消しのトップコートで仕上ています。
 パーツの分化が進んでいるキットで、通常版を組んでも楽に仕上がると感じました。HGUCのキットは良いキットが多いです。(^O^)

 



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