ジュアッグ

SPEC

形式番号:MSM-04G
全高:17.4m
全体重量:137.3t
全装重量:198.7tジェネレーター出力:2,660kw
装甲材質:超鋼スチール合金
武装:3連装ロケット・ランチャービーム砲

MSM-04G《ジュアッグ》は一年戦争時のジオン公国軍の水陸両用モビルスーツ、MSM-04《アッガイ》の設計を転用して開発された試作機である。厳密には地球連邦軍が本拠地としていた南米のジャブローを攻略するための特務モビルスーツの一機であり、本格的な水中戦闘は想定されずに、あくまで水中航行を可能とした陸戦機体として完成している。特務モビルスーツは地下の巨大鍾乳洞を利用したジャブロー基地に潜入するべく、それぞれの役割に特化したEMS--05《アッグ》、《ジュアッグ》は後衛でそれらの役割に特化した機能を有していた。いわば連携行動を前提とする、汎用性を度外視した個性的な面々が揃っていたのである。巨大ドリルによる岩盤掘削に特化したEMS-05《アッグ》、格闘戦に秀でたMSM-04N《アッグガイ》とMSM-08《ゾゴック》を前衛とし、《ジュアッグ》は後衛でそれらを補佐する中距離支援機体であり、その役割を確実に果たすための性能が与えられている。

武装面では両腕の砲身から撃ち出される3連装320mmロケット砲に加え、胴体部に納められたメガ粒子砲が単機とは思えない圧倒的な火力を生み出す。また、重要拠点への潜入任務と言う関係上、多分に強行突破となるであろう可能性も考慮し、本機の防御能力は多少の被弾を物ともしない装甲厚で外殻を形成することによって、恐るべき堅牢性を誇っているのだ。まさに限定された任務をこなすためだけに生まれた特務モビルスーツ達だったが、結果的にジャブロー攻略戦に参加したという記録は公的に残されておらず、後に一部の好事家が個人的に所有する機体として、存在自体は確認されたものの、一説にはレプリカモデルという意見もあり、実際にジオン公国軍で制式配備された機体であったかという点においては長年の疑問とされてきた。だが、宇宙世紀0096年、地上に潜伏していたジオン残党軍によるダカール襲撃事件において、彼らの駆る機体の中に本機の存在が確認されたのである。小型ロケット弾による連射性の強化が図られた3連装ロケット・ランチャーや、収束率を高めたビーム砲へと換装された胴体部の内装火器等、当時とは若干の変化を遂げた仕様となっているため、この機体も彼らがどのような経緯を持って入手したものであるかは定かではないが、ジオンの魂によって機動し、ダカールを攻略せんとする《ジュアッグ》は、間違いなくジオン公国軍の特務モビルスーツとして使命を全うしたと言えるだろう。

 

頭部

平たく巨大な頭部形状に、ジオンモビルスーツの代名詞であるモノアイを納めた本機のヘッドユニットは、さらに特徴的な意匠として、排熱ダクトを兼ねた稼働肢が腹部まで伸びており、そのフォルムは象の長い鼻を想起させる。

 

3連装ロケットランチャー

設計当時の仕様では3連装320mmロケット砲であったが、宇宙世紀0096年に確認された残党軍仕様機は、小型ロケット弾による速射性を高めたものへと換装されている。

機体内部フレーム水陸両用機である《アッガイ》の設計を転用しているため、本機のボディもユニットの基本構造もそれに準じてはいるが、内装火器の搭載によるユニット自体の水密性の向上が図られている。

ビーム砲残党軍で運用する本機に搭載されていた、ジェネレーター直結型の内装ビーム兵器。射程距離は限定されるが、エネルギー収束率の高いビームを長時間照射することが可能である。

足裏

《ジュアッグ》の足裏には、他のジオン公国軍水陸両用モビルスーツと等しく、スクリュー方式の推進装置が備えられている。

 

バックパック

水中航行用の推進機関を備えた専用のバックパック。特務モビルスーツはその性格上、作戦行動中の隠密性を高めるべく、総じて静粛性能を重視した設計が行われている。

HGUC ジュアッグを製作!

いやーガンプラの進化はすごいね!

作りやすいうえに、変なところ稼動するし
無駄に内部フレームを再現してるし。
オリジナルマーキングシールまでついてきちゃう!
もう超おなかいっぱい。

サーフェイサー1000番下地。
つや消し仕上げ 。
合わせ目消し。

 



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